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【ずいき祭】開催中!今年特別の上菓子、ずいき神輿情報あり【北野天満宮】

こんにちは!まだまだ暑い日が続きますね。


今、京都の北野天満宮では、年に一度のずいき祭が開催中です。
見どころ、お楽しみポイントをお届けいたします。

 

ずいき祭りの日程

期間:10月1日~5日まで

 

10月1日 神幸祭
午前9時 本社にて 出御祭
午後1時 本社より 行列出発
午後4時 御旅所に到着、着御際、八乙女田舞・鈴舞奉納

※午前11時半より、北野天満宮一ノ鳥居前にて、担い茶屋茶会開催

 

10月2日 
午前10時 御旅所にて、献茶祭、表千家宗匠奉仕

 

10月3日
午後3時 御旅所にて、甲御供奉饌(かぶとのごくほうせん)

※午後4時より、西ノ京御旅所にて、担い茶屋開催

 

10月4日 還幸祭
午前10時 御旅所にて 出御際
午前1時   御旅所より 行列出発
午後5時   本社に到着、后宴祭、八乙女田舞奉納

 

ずいき祭りの二つの舞台場所

 ずいき祭は、京都で一番最初の秋祭りで、毎年10月1日から5日間に渡って行われます。
初日の出発地となるのは、本社の北野天満宮です。
ここから、花傘巡行が行われ、到着先の西ノ京の御旅所で、三基の鳳輦等が4日の朝まで駐輦されています。
西ノ京御旅所には、大変珍しい造形で人気のずいき神輿も奉られており、4日の還幸祭では、共に本社へと戻られる姿が拝見できます。

そんなずいき祭りの2つの舞台となる場所をご紹介します。

 

北野天満宮(本社)

北野天満宮

地図

 アクセス

・JR円町駅より市バス「西ノ京円町」バス停より203系統乗車、「北野天満宮前」下車すぐ

・京都駅より市バス50、101系統乗車、「北野天満宮前」下車すぐ

※自家用車の方は、北野天満宮に1時間無料の駐車場がございます。

 

西ノ京御旅所(御輿岡神社)

西ノ京御旅所

西ノ京御旅所境内

地図

アクセス
市バス15、26、203,204,205系統「北野中学前」下車、妙心寺道を西へ徒歩5分

駐車場はございません。近くにコインパーキングございます。

 

神幸祭巡行

昨日の京都は、夏に逆戻りかと思うくらい大変暑かったです。そんなカンカン照りの中、神幸祭は始まりました。獅子を先頭に出発です。

獅子

獅子を先頭に神幸祭巡行はじまりました。

横からの獅子

横からの獅子達、迫力あります。

北野天満宮本社から西ノ京御旅所までは、徒歩で20分~30分程の距離です。
行列は、氏子地域を巡りながらゆっくりと3時間かけて進みます。

お稚児たち

可愛らしいお稚児さんたち。

先日、晴明祭でお稚児で歩かせていただいた時より、ずっと気温も高かったので、

お稚児ちゃんたちに思わず、「頑張ってねー!!」と声を掛けました。

導山

導山には、猿田彦大臣の天狗が乗っています。

梅鉾

梅鉾

松鉾

松鉾

華傘

華やかな花傘登場です。

第一鳳輦

第一鳳輦 三基の鳳輦の一番目です。

葱華輦

葱華輦 三基の鳳輦の二番目です。

第三鳳輦

第三鳳輦 三基の鳳輦の三番目です。

 担い茶屋茶会

華やかな神幸祭行列を本社で見送った後は、一ノ鳥居前での担い茶屋茶会に参加させて頂きました。

場内には、とても歴史を感じる二対の茶道具入れが置いてあります。
こちらは数年前に100年ぶりに復活したもので、ずっと宮の蔵に眠っていたそうです。茶道具が納めてあり、天秤棒で、前後に担い分けをして呈茶するもので、独特のお手前を見せて頂きました。

担い茶屋茶会

担い茶屋茶会

北野天満宮は学問の神様の菅原道真公のイメージが強いですが、豊臣秀吉公北野大茶会を開催していたり、秀吉公とも大変ゆかりのある地で、このお茶会の鉄瓶のひょうたんの形は、秀吉公が自らの馬印を千成びょうたんにしたことに関わっています。背景の掛け軸は、秀吉公が自ら発給した文書で、400年以上前の天下統一目前の状況が記されている由緒あるお軸だそうです。

そんな由緒ある大舞台で頂くお茶は格別のお味でした。お茶席代は、お一人につき、500円です。


上生菓子が大変美しく感動しました。

 

今年のお菓子について

お抹茶と上生菓子

お抹茶と上生菓子

北野天満宮は梅の名所で知られています。こちらは。みかいこうという、初花が開く寸前の梅をかたどったお菓子です。つぼみの時から赤色が強く香り立つもので、お菓子も薄い白色の生地の中に紅が光っています。真ん中には金があしらわれています。こちらも金が大好きな秀吉公にちなんだものらしいです。

茶菓子

梅の花が開く前の姿のお菓子

お菓子の中身

中には綺麗な赤い色の餡が入っています。


中の紅餡もとても優しいお味で、大変美味しゅうございました。


余りにも美しいこの上菓子のとりこになり、どちらのお菓子か、北野祭保存会の方に質問させていただきました。
今年は、「ことの葉」さんというお店で、お祭りのお茶会の為に特別に作られたお茶菓子で、特に名のついたものではないそうです。北野天満宮にちなんだオリジナルのお菓子ですね。

今回のお菓子は、10月3日、16時から西ノ京御旅所でもお召し上がりいただけます。
三基の鳳輦ずいき神輿を見ながら、お茶してみませんか。素敵ですよ。

 

ずいき神輿

途中何度か、巡行中の花傘を目にしつつ、一足お先に、御旅所へ。
御旅所では、今年も、ずいき神輿が鎮座しています。

今年のずいき神輿はこちらです。


ずいき神輿とは、神輿が、ずいきや農作物で飾られていることから呼ばれていますが、もともと西ノ京の農家が、平安時代に五穀豊穣を感謝して、毎年新しい穀物、野菜、乾物などを北野天満宮に献じたことによるのが始まりだそうです。現在の神輿の形態になったのは、江戸時代の初期の頃だそうです。


毎年見せていただいてますが、本当に細やかで手作り溢れるお神輿に感動です。

大きい大人の神輿と小さい子ども神輿があります。

小さいずいき神輿、子ども神輿です。

ずいき神輿

ずいき神輿


屋根葺きは、ずいきで出来ており、上段は唐の子(赤ずいき)、下段は真芋(白ずいき)と2段葺きになっており、切り口が綺麗に揃えられています。

お神輿正面のひさしの下のみおくりには、裏面には唐獅子が腰を下ろし、みおくりの下は長方形の欄間腰板土台と続きます。
欄間やハート型の桂馬部分は、その年の話題になったものや昔話から飾り付けがなされ、今年は何かな?と毎年のお楽しみでもあります。
これらは、穀物の種、トウモロコシの毛、皮、のり、こんぶ、ずいきの皮等で作られ、お神輿の造形技術と美しい外観が人気の秘訣でもあります。
百聞は一見に如かず。今年のずいき神輿は4面、こちらです。

ずいき神輿正面です。

ずいき神輿正面です。

ずいき神輿裏面

ずいき神輿、裏面です。

ずいき神輿右面

ずいき神輿右面です。

ずいき神輿左面

ずいき神輿左面です。

はっと目がいく、お神輿を支える斜めの真紅と呼ばれる部分には、草花の千日紅赤色白色で天満宮の文字を浮かび上がらせています。他にも、みょうがや赤唐辛子、松、頭芋、様々な自然の恵いっぱいで作られた、ずいき神輿は本当に圧巻です。

ずいき神輿の仕様

ずいき神輿の仕様

この伝統あるずいき神輿は、西ノ京ずいき神輿保存会の会員方の手作りで、長年に渡って受け継がれた風習と人の心で支えられてるとのこと。会員の方々の高齢化が進んでますが、一年でも長く続けて行って下さるよう、頑張ってくださってます。

今年も美しいずいき神輿を見せていただくことが出来て、日々の暮らしにも感謝です。

 

還幸祭の見どころと注意点

さてさて、現在は、このずいき神輿と、昨日の神幸祭で北野天満宮からの到着しました鳳輦等が、御旅所に並んでおりますが、こちらが、4日の還幸祭で、午後1時より北野天満宮へと向かいます。神幸祭では見ることができない、御羽車も必見です。16時前には上七軒でも花傘お披露目があるので舞妓さん、芸子さんにも遭遇できそうです。

 
ここで、注意なのは、鳳輦とずいき神輿は、巡行路が違うのです。

巡行路図

巡行路図


写真のオレンジ色のルートが還幸祭の巡行路、青色がずいき神輿の巡行路になります。
御旅所を出発して、御前通の下立売通あたりまでは同じルートなので、出発時に見に行けたらどちらも見られます。
還幸祭は、天神様が御旅所から本社にお帰りになるだけではなく、菅原道真公が大宰府でお隠れになった霊が神様として北野の地に来られる、御鎮座を再現する重要なお祭りになるので、私も楽しみにしています。

 

屋台情報

夜店

夜店

夜の御旅所

夜の御旅所

子ども達は、もっぱら夜店に夢中です。食べ物から、懐かしのゲームまで、いつの時代も子どもは大好きですね。
屋台は、西大路通妙心寺道を西へ入ったところから、両サイド並び、御旅所の境内、御旅所より更に西にもずらり並んでいます。10月1日から3日まで夜10時まで開催しています。 

御旅所縁日

御旅所縁日

まとめ

まだまだお祭り真っただ中な北野天満宮のずいき祭り。本年度しかお目にかかれないお菓子に、ずいき神輿、一番重要な還幸祭も楽しみですね!以上、現地からのレポートでした。