人生9割ハプニング

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令和元年晴明祭 お稚児さん体験

 

晴明祭 

毎年秋分の日は、安倍晴明がご降臨される特別の日で、晴明神社は一年で一番重要な神事の日となります。その晴明祭の「神幸祭」という大切な行列巡行に、お稚児さんでご参列させていただきました。

晴明祭ポスター

 

京都には沢山神社がございますが、晴明神社は大好きな神社で、私一人でもふらっと寄って、厄除けの桃ちゃんを撫でさせてもらったり、「神幸祭」でもお友達が鼓笛隊やってるので観に行ったりしていました。


晴明神社の詳しい記事は以前にも書いているので、もし良かったらまたご覧ください。

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八乙女稚児

今回、お稚児さんの中でも、「八乙女稚児」という八人の神子の役を仰せつかり、その日をとても心待ちにしておりました。


本番は、かなりの距離を歩くので、事前に草履の鼻緒を広げて歩く練習をしたり、お化粧のりがよくなるために顔そりをしに行ったり。当日は、お着物を汚さないように、小さく丸めたお弁当にストロー付きの水筒を持参する等、色々と準備も万端にしていたのですが、一番の問題はお天気でした。

 

天気予報では、台風17号も接近しており、9月21日、22日、23日の三連休は全て雨。「神幸祭」の行われる23日は、特に降水確率80パーセントだったので、

「これはもう、中止だなぁ。」と99パーセント諦めていました。

 

一緒に今回参列したお友達は、このお話が決まった時から、満面の笑みで、
「わたし、晴れ女ですから!」

と言っていたけれど、さすがの晴れ女も台風には勝てないだろう、仕方ない。雨の場合は、御祈祷をして、記念写真を撮らせてもらえるようで、それでも有難いと思っていました。


ところがどっこい!!

なんとなんと、当日の午前中はしとしとしてたのに、午後にはすっきりとした秋晴れ。予定通り巡行することが決定しました。これはもう、本当に奇跡です。

ただ、風が強くなるかもしれないとのことで、傘が飛ばされたりの危険を回避で、お稚児さん一人一人の横で赤い傘をさした男の人が歩いてくださる、その赤い傘や一部装飾は中止になりました。
赤い傘は、とっても風情があり、優雅な光景なので、残念でしたが、いやいや、何贅沢なことを言っている、私!! 

巡行できるだけで最高にハッピーなことです。

 

お稚児さんの衣装に身を包んだ稚児たち、髪の毛も長く綺麗に束ねて頂き、見違えるように美しいです。頭には金色の五芒星。そして、五芒星の元である、桔梗が色鮮やかです。

本神輿前にて

本社神輿前にて

八乙女稚児たち

八乙女稚児たち

境内の桔梗

髪には五芒星の元になる桔梗のお花の髪飾り

桔梗

桔梗も綺麗に咲いています

本殿前にて記念写真

本殿前にて記念写真

桃薗神輿、聚楽神輿、大社神輿

神輿

左から桃薗神輿、聚楽神輿、本社神輿

本社神輿

美しい本社神輿

本社神輿

神輿とともに出発します

神幸祭

京都の西陣、安倍晴明公ゆかりの地を隈なく、ぐるぐると細い道も全部網羅します。
東は堀川通、西は智恵光院通、南は下長者町通、北は寺ノ内通。自転車や車では通っても、全て徒歩で、こんなにぐるぐると歩いたことはないので、期待と不安でわくわくそわそわしていました。


13時西陣織会館前少年鼓笛隊を先頭に出発します。心地よいリズムに乗りながら、さぁ、私たちも軽やかに出発です。沢山の方が見てくれて、

「頑張ってねー!」と声をかけてくださり、とても嬉しく、清々しい気分で進んでいきました。

お馬に乗った晴風稚児さんたちは格好良く、ママ様方は、さすが西陣の地、とても素敵なお着物で素晴らしかったです。
子ども神輿さんたちの掛け声も勇ましく、桃薗神輿聚楽神輿、そしてピカピカの本社神輿も大人たちがしっかり担いで参列しています。

鼓笛隊

鼓笛隊

2時間ぶっ通しで歩き続け、15時に、地元の西陣中央小学校で休憩をさせて頂きました。

お部屋に入ると、テーブルに名前が貼ってあり、おやつのクリームパンとお茶が置いてあります。保護者の分もあり、親子で4つずつなんだけど、娘2つ、私6つ、がっつきました。疲れた身体が欲して我慢できませんでした。

なんて美味しいんだ!! のどにつるんと入っていきます。この時のクリームパンの美味しさは、一生忘れません。

 

お稚児たちはお化粧直しをして、15時45分から後半戦です。
西陣中央小学校には、桃薗神輿、聚楽神輿、本社神輿が整列してました。ここから17時まで、晴明神社に戻るまで、またかなりの距離を歩きます。

 

子どもの足をとても心配してました。普段そんな長い時間歩かないし、履きなれない草履なので。

結果、子どもは大丈夫でした。

 

大丈夫じゃないのは、わたしでした。

 

説明会の時にも、ヒールはしんどくなるから、ペタンコの靴でと言われてたのですが、ペタンコの靴が無かったんです。ヒールと言ってもそんなに高くないし、幅もあるから大丈夫だと思ってたら、ラスト15分前に玄界がやってきました!!

最後に晴明神社まで北上するだけなのに、この15分に力尽きたのです。

友達に、
「もう一歩も前に進めませぬ。この先、私のことはお気にせず、そのまま行ってくださいまし。」


と伝えましたたら、なんとなんと!!

 

「靴を交換しましょう。」

と、土壇場で靴を交換してくれたのです。本当に神‼️

 

友達の靴はぺったんこで、足の指が靴の中でふわっと開いて、指たちが開放されてみるみる生き返ってきました。そのおかけで、また歩けるようになり、友達はわたしの靴、わたしは女友達の靴で無事、最後まで歩き終えることができました‼

映画とかに登場しそうな、まさに戦場の兵士たちの最後の友情場面に泣けました。️

本当に感謝です‼

 

木のまわりの稚児たち

神社に戻り、稚児たちの役目も無事に終えると、二の鳥居の南の方から、「ほいとーほいとー」と威勢の良い掛け声が聞こえてきます。ついに本社神輿も晴明神社に戻ってきました。

本社神輿

迫力満点の本社神輿

 

二の鳥居

戻ってきた本社神輿

そして、何度も差し回し、差し上げを披露して下さりました。男性陣の迫力満点の辻回しはお見事!! 圧巻です。
これにて、無事に本年度の神幸祭も終了です。

縁起の良い絵馬とお守り

今年は、令和元年と言うことで、特別に絵馬もいただき、お祭り時に首から下げたお守りと一緒に大事に持ち帰りました。

令和元年絵馬

令和元年絵馬

晴明祭時のお守り

晴明祭時のお守り

まとめ

平安時代中期から続く、歴史のある晴明祭の「神幸祭」に参列させて頂き、今回、本当に貴重で素晴らしい経験をさせて頂きました。
娘の年齢からお稚児さんは今年がラストチャンスだったので、このご縁に感謝です。
息子さんや娘さんで、お稚児さんを考えておられる方は、是非、体験してほしいです。

 

余談ですが、帰ってから、娘の髪を何度も洗いましたが、セットの時の整髪料の匂いがなかなか取れませんでした。何とも言えぬ、神様の匂い独特の匂いに、翌日もたっぷりと余韻に浸らせて頂きました。