入院しているお友達のお見舞いに行ってきました。
元気なお顔を見れてほっと嬉しく、病院で貸し出された「面会」と大きな字で書かれたものを首にぶら下げたまま帰ってきてしまいました。全然気づかなかった!そして、こっそり返しに行きました。
今日も一回でピシッとスマートに物事を終えられない、いもゆりです。
そんな鈍くさいことを少しでも減らしてもらいたくて、「晴明神社」にお参りしてきました。
「晴明神社」アクセス
住所:〒602 - 8222 京都府京都市上京区晴明町 806堀川通西側
電話: 075 - 441 - 6460
バス停:一条戻橋晴明神社前から徒歩2 分。
駐車場:南隣に17 台停められるコインパーキングがあります。その西側にも16台停められるパーキングがあります。
晴明神社は、安倍晴明公が祀ってある由緒ある神社で、晴明公が1005 年に亡くなった2 年後に一条天皇により、晴明公の屋敷跡があるこの場所に社殿が設けられました。
晴明神社の名前鑑定
京都に住んでいると、お子さんが誕生した時に名前鑑定をしてもらいに行かれる方が今もよくいらっしゃいます。私の友達も何人か鑑定依頼していました。
友達に教えてもらったのですが、名前鑑定には、誕生した子どもの性別、誕生時間、両親と兄姉の名前、希望の漢字があればその漢字を記入し、鑑定料5,000 円を支払ってみていただけるそうです。5つのお名前を書かれてた中から、友達は気に入ったお名前を選んでいました。
晴明神社は、漫画や映画等で知名度も抜群で平日でも、観光客やご近所さんで賑わっています。陰陽師安倍晴明公の人気度は今なおご健在。
一の鳥居
堀川通の西側に面している一の鳥居、鳥居の縁には、五芒星がカッコよく収まっています。
お馴染みの星型の社紋ですね。晴明桔梗と謳われています。桔梗のお花の形から命名されたこの、陰陽道に用いられる祈祷呪符の一つである晴明桔梗=五芒星が、晴明神社の至る所に見受けられます。
旧一条戻橋と式神石像
一の鳥居をくぐると左手に旧一条戻橋と式神石像があります。この一条戻橋で、渡辺綱が鬼と化した女の腕を切り落としたお話は有名です。式神石像は、晴明公の精霊で、橋の下に封じ込められていたとか。この式神石像は、今どきの映画なんかに登場しそうな雰囲気が漂っていました。
現在の一条戻橋は晴明神社より南に下がった東側にあり、私も普通に何も気にせず通ってますが、戻るのを嫌う特別な日はこの橋を避けた方が良いと、聞いたことがあります。
二の鳥居
二の鳥居の社号額は、2017 年3 月22 日に新調されています。162 年ぶりの復元された美しいデザインに目がいきます。
晴明井
二の鳥居をくぐると、右手に手水舎と晴明井が見えます。
晴明井にも大きな五芒星が刻まれています。こちらの井戸は、晴明公が念力により、水を沸かせた場所で、その水は、とてもご利益があると評判なのですが、先日の落雷の影響で本日は水が出ていませんでした。残念だなぁ。まろやなか口当たりではないけれど、飲むと無敵のパワーが備わるような、主観ですが、そんな不思議なお水なんです。
この水が出てくる場所が、その歳の恵方を向いていて、毎年縁起の良い神のある方向に変わり、今年は寅を向いていました。
安倍晴明公の像
手水舎で手口を清め、本殿に突き進みます。
安倍晴明公の像が祀ってあります。ふむふむポーズでお出迎えしてくださります。
ふむふむポーズは、印を結び、夜空を眺めて天体観測をされてるんだそうです。
「また、来たんかぇ、よいぞ、ふむふむ。」とうなずいてくださっている感じがします。
本殿と厄除桃
本殿は明治38 年に建てられたもので、こちらでしっかり手を合わせお参りをし、すぐ横にある、厄除桃で、厄を吸い取ってもらいます。
桃は古来より、魔除け、厄除けの果物で、この桃を優しく撫でさせてもらうと、身体がとても軽くなった気がしました。桃さん、有難うございます。
顕彰板に様々な種類のお守り
左側の壁には、晴明公の逸話集がずらりと並んでいます。
それほど広くない境内ですが、シンプルでクールでお守りなんかもとってもかっこいいんです。
五芒星のステッカーは、京都の街中で走る車でもよく見かけます。大人気ですね。
追突しないように前に、追突されないように後ろに、それぞれステッカーを貼るのです。
五行みくじ
おみくじで目を惹いたのが、こちら、五行みくじ。
迷いなく手に取ったものが、なんと、第一番大吉でした!!
とっても嬉しい。現代の言葉かつ短文で分かりやすいです。大吉だけど、商売は、「可もなく不可もなし」だったり、何となく真実味がありました。
木火土金水(もっかどごんすい)の相生と相克の関係を改めて整理。
木から火が生まれ、火から土が生まれ、土の中に金があり、金の表面に水が生じ、水から木が育つ、外枠を形成する流れが相生。
木は土を弱らせ、土は水を吸い取り、水は火を消し、火は金を焼き、金は気を倒す、この相手を滅ぼす流れが相克。この二つが結びあい、五芒星となる。
五行みくじの最後に、
「陰陽五行(木ー緑 火ー赤 土ー黄 金ー白 水ー黒)は、バランスよく使うことにより心の安泰が得られます」と書いてありました。このバランスを意識しつつ、穏やかな日常生活を送れるように、していきたいです。
魔除け厄除けの神社なので、御祈祷もしていただけるのですが、いつも数え年が分からなくなり、私は過去に本厄を間違え、散々なことがありました。
次は、数え年で61 歳まで厄年はないので、数え年を間違えないように、遠い? 近い? 次回はきちんと厄払いをしていただこうと思います。
数え年の覚え方
数え年は、生まれた日が1歳でお正月が来ると2 歳。お誕生日は関係ないのですね。
昔の人が実年齢より歳な年齢を使われてたのが不思議ですが、未だに、厄払い等の行事ごとは数え年が登場するので、今回、数え年の覚え方を頭に叩き込みました。
数え年は、
その年の誕生日前の満年齢+2、又は、誕生日後の満年齢+1で完璧だ!!
晴明神社の年中行事
1 月 歳旦祭
2 月 節分星祭
6 月 火災除祈願祭
7 月 桔梗花
9 月 晴明祭
11月 御火焚祭
まとめ
まだまだ紹介しきれないくらいの魅力がたっぷり詰まった晴明神社ですが、京都に来られましたら、安倍晴明公に会いに晴明神社に是非いらしてください。お薦めのパワースポットです。大好きな晴明神社さま、いつも有難うございます。
これからも、元気な時も疲れた時も、ふらりと立ち寄らせていただきます。